売却済 ありがとうございました。
藤原良明は文部省認定の刀匠で三代目「武蔵國水心子藤原兼國」銘を持っている。料理包丁の鍛冶として三代続き、銀座菊秀は初代より互いに三代目となる現在までも包丁を扱っている。刀鍛冶は玉鋼のけらを細かく砕いた塊を集めて炉で赤め鋼材を製作するところから始めますので、非常に優れた鍛造技術を会得しています。 刃研ぎもすべて一人でこなしますので、ユーザーの用途に合わせて研ぐことができます。
その切れ味は多くのプロに認められています。 本名を加藤清志といって、鍛造刃物以外のナイフなどに使用しています。 この包丁も柄の中に差し込んである中子部分は厚く刃先に行くにしたがって薄くなっています。外国で人気のある黒打を製作しました。黒打は磨きより手間がかかります。磨きは表面をきれいに研削して仕上げることができますが、黒打は火造りの槌跡が残ったままですので丁寧な鍛造が必要です。工芸品ともいえる美しさも備えています。 目黒区碑文谷にいましたが、約30年前に山梨県北杜市に鍛冶場を移設しています。
鋼種 構造 | ヤスキハガネ青紙鋼 三枚打両刃 |
仕上げ | 火造りの槌跡のまま 黒打 |
刃長㎜ | 230mm |
刃厚㎜ | 刃元6.0→1.5mm先端 |
全長㎜ | 370㎜ |
重さg | 214g |
ハンドル | 黒水牛八角口 朴の木 内側も八角 |
その他 注記 箱書き入り桐箱付き 令和元年6月作