藤原良明作 黒打西型菜切 165㎜ YA621 売約済

売約済  藤原良明は文部省認定の刀匠で三代目「武蔵國水心子藤原良明」銘を持っています。料理包丁の鍛冶としても三代続き、銀座菊秀は初代より互いに三代目となる現在までも包丁を扱っています。刀鍛冶は玉鋼のけらを細かく砕いた塊を集めて炉で赤め鋼材を製作するところから始めますので、非常に優れた鍛造技術を会得しています。 刃研ぎもすべて一人でこなしますので、ユーザーの用途に合わせて研ぐことができます。               ハンドルは朴木ではなく、堅く水に強い栗の木を使用。けばだつため焦がして磨いてあります。 令和元年12月製

その切れ味は多くのプロに認められています。彼は1970年代に銀座菊秀の三代目店主井上武に勧められ、その頃日本に紹介されたアメリカのカスタムナイフを鍛造により製作することをはじめ、特に純ニッケルと炭素鋼によるダマスカス鋼を初めて製作に成功し、アメリカのナイフショーで1981年に発表し絶賛されました。 本名を加藤清志といって、鍛造刃物以外のナイフなどに使用しています。                       目黒区碑文谷にいましたが、周囲に住居が建て混み、鍛冶仕事ができなくなったため、約30年前に山梨県北杜市に鍛冶場を移設しています。                                                                                    ◇写真をクリックすると拡大します。                        ◇ご来店頂ければ商品を手に取ってご覧いただけます。                                                                            今回製作品は一本限りです。 藤原良明製作の包丁は海外でも人気が高く、すでに5年分以上の注文残がありますので、ご予約、ご注文はお受けしておりません。

鋼種 構造 ヤスキハガネ青紙鋼 割込両刃
仕上げ 黒打 手研ぎ
刃長㎜ 165mm
刃厚㎜ 6mm
全長㎜ 308㎜
重さg 171g
ハンドル 黒水牛口 栗木柄 表面焼き焦がし

その他 注記