■砥石の使い方 ■和包丁の研ぎ方 ■洋包丁の研ぎ方 ■洋包丁のタッチアップ

■砥石で研ぐのも慣れればそれほど難しくない

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砥石には、粒子の荒いものから細かいものまで多くの種類があります(荒さ細かさの程度は1000番、2000番などの数字で 表示されています)。しかしおおざっぱにみると荒砥、中砥、仕上砥の3段階にわけられます。

●砥石を1個だけで間に合わせるなら、中間的な荒さの中砥が適しています。

●2個選ぶなら中砥、荒砥を加えると便利です。包丁の刃こぼれがひどいとき、最初に荒砥で研ぐと、刃の凸凹が早く修正できて手間が はぶけるのです。

●さらに仕上砥を加えて3個揃えば、家庭用としては十分です。
荒砥、中砥の順で研ぎ、最後に仕上砥を使うと、切れ味がいっそう鋭くなり、しかもその切れ味が長持ちします。 切れ味の良い包丁は、切り口のきれいな品の良い料理をつくり出してくれます。