先代 藤原良明作 共柄両刃小鉈 1967年製 YA247 販売済

 

加藤清志は藤原良明と同一の職人です。 刀匠であり、包丁鍛冶であり、またニッケルと炭素鋼を多層にして製作するニッケルダマスカス鋼を40年近く前に製作し、アメリカのナイフショーで絶賛を博した有名鍛冶です。 切出、なた、包丁など日本古来の打刃物には「藤原良明作」また特に高級品には「武蔵國水心子藤原良明作」の銘を使用します。その他のナイフ系の鍛造作品には本名である「加藤清志」または「KATO」と表示します。日本刀に使用する銘は別にあります。   現在三代目ですが、先代の藤原良明(故人)は切出の名人と言われ、竹節姿、鶴、鮎、笹などその造形は見事でした。そのほかに鉈、園芸用の根切りスコップなど野鍛冶としての刃物も製作していました。

この小鉈は当店の倉庫に眠っていた作品です。全鋼ではなくハガネを軟鉄に割り込んだ割込両刃です。少し汚れがついていますが、長い銘と製作年月が切られています。

銘 武蔵國水心子藤原良明作之   昭和丁未年十一月日

昔の寸法で刃渡り五寸、花鉈、炭鉈としてもお使いになれます。                                   作品は1本のみです。現在の藤原良明は製作しておりませんので新たなご注文、ご予約はいただけません。 実店舗で売切れの場合もございますので、ご注文の前にEメール、お電話などで在庫をご確認ください。

鋼種 構造 ヤスキ青紙鋼割込鍛造 両刃
仕上げ 黒打 やすり目仕上げ
刃長㎜ 147㎜ 刃厚 7㎜
全長㎜ 275㎜
重さg 423g

その他 注記 価格は現在の商品の状態を反映しております。