日本剃刀は最近外国の方が購入される傾向が強まっています。 しかし日本剃刀専門の鍛冶職人はすでにいなくなりました。 現在その伝統を維持するため他の刃物鍛冶が数名日本剃刀を製作しています。
町田正は異色の鍛冶で、カスタムナイフ、肥後守、切出、槍鉋などをニッケルダマスカス鋼を自作して刃物にしています。 この剃刀も通常の剃刀と形状が異なり、ハンドルの裏は軽くするための工夫が凝っています。鋼種はヤスキハガネではなく、オーストリア製の「BOHLER K990」を使用。高炭素の純度の高い刃物鋼ですが、扱いにくいのが特徴です。ただし正確な鍛造、焼き入れがされれば驚くほどの切れ味と刃持ちを発揮します。見た目にも美しく工芸品として人気があります。
西洋剃刀と異なり刃が厚いので毎回砥石で研ぐ必要がありますが、肌のあたりが柔らかく、特に髭の濃い方には好評です。 砥石はなるべく天燃砥石の正本山剃刀用砥石をご使用ください。
ご注文をお受けした場合でも実店舗で売却済になっている場合がありますのでご了承ください。 ご来店頂ければ商品を直接ご覧の上、ご購入いただけます。
鋼種 構造 | オーストリア BOHLER K990鋼 鍛造 自作ニッケルダマスカス地金 |
仕上げ | ダマスカス仕上げ 本刃付け共柄 |
全長 | 165mm 刃長 48mm 刃厚5mm |
重さg | 49g |
日本製
その他 注記