藤原良明作(加藤清志) 三枚打牛刃三徳包丁 YA265 売却済

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藤原良明の製作する刃物は国内外で大変人気があり、すでに受注残が5年以上になっています。このため申し訳ございませんが新規のご注文、ご予約はお受けしておりません。ご了承ください。

藤原良明は文部省認定の刀匠で三代目「武蔵國水心子藤原良明」銘を持っている。料理包丁の鍛冶として三代続き、銀座菊秀は初代より互いに三代目となる現在までも包丁を扱っている。刀鍛冶は玉鋼のけらを細かく砕いた塊を集めて炉で赤め鋼材を製作するところから始めますので、非常に優れた鍛造技術を会得しています。 刃研ぎもすべて一人でこなしますので、ユーザーの用途に合わせて研ぐことができます。

その切れ味は多くのプロに認められています。彼は1970年代に銀座菊秀の三代目店主井上武に勧められ、その頃日本に紹介されたアメリカのカスタムナイフを鍛造により製作することをはじめ、特に純ニッケルと炭素鋼によるダマスカス鋼を初めて製作に成功し、アメリカのナイフショーで1981年に発表し絶賛されました。 本名を加藤清志といって、鍛造刃物以外のナイフなどに使用しています。                         この三徳も柄の中に差し込んである中子部分は厚く刃先に行くにしたがって薄くなっています。また、刃の研磨も全体を刀のようにわずかに膨らんだ「はまぐり刃」は、刃先に小刃をつけずに先端まで手で研いでいることがわかります。 使い易いバランスになり、工芸品ともいえる美しさも備えています。                                   目黒区碑文谷にいましたが、周囲に住居が建て込み、鍛冶仕事ができなくなったため、約30年前に山梨県北杜市に鍛冶場を移設しています。

鋼種 構造 ヤスキハガネ青紙鋼 三枚打両刃
仕上げ 回転木砥マイクロサテン仕上げ はまぐり刃
刃長㎜ 168mm
刃厚㎜ 刃元5.0→2.3.→1.2mm先端
全長㎜ 318㎜
重さg 159g
ハンドル 黒水牛口 朴の木   白水牛口は入手困難により中止となりました。

その他 注記