。東京都の伝統工芸士です。当社では古くから和弘製の裁鋏を取り扱ってきました。 高度な技術を持つハサミ職人で、総火造の裁鋏を普段でも簡単に製作していた感じで す。 総火造りは1本の細長い地鉄を赤めて烏口というからすの嘴のようなたたき台の上で槌を使用してハンドルの形をたたき出す技術です。 このあと刃となる部分にハガネを鍛接して焼入れし、砥石とヤスリで形を整えます。 通常の裁鋏は特殊な鋳物で製造されたハンドルを刃部と溶接して製造しています。 総火造りですが価格はリーズナブルで本当に最後の手造りハサミ職人です。 東京は裁鋏の産地なのですが、いまや風前の灯といった状況です。 レーザーやウオータージェットで大量に生地をカットする時代になり、裁鋏の需要が激減したためです。 ご注文をお受けした場合でも、実店舗で売却済になっている場合がありますので、ご了承ください。 ご来店頂ければ商品を直接ご覧の上、ご購入いただくことができます。 この裁鋏はスェーデン鋼を使用しています。和弘・大河原氏は平成28年2月に他界しました。
すでに製造販売とも終了いたしました。
鋼種 構造 | スェ-テ゛ン鋼 着鋼 |
仕上げ | 銑磨き仕上げ |
全長㎜ | 240㎜ |
重さg | 215g |
その他 注記